トランペット初心者が知っておきたい基礎知識
金管楽器の花形で人気の高いトランペット。
始めてみたいと思う方も多いのではないでしょうか?
今回はトランペットを始める初心者向けに、トランペット初心者が知っておきたい基礎知識をご紹介します。
トランペットの基礎知識
トランペットは金管楽器の一種で、Tpなどと略します。
その艶やかな伸びのある高音でメロディを担当することも多く、管楽器の中でも花形的存在です。
主に3つのバルブ(押しボタンの様なもの)を使って管の長さを変え、音の高さを変化させるシステムを採用しています。
活躍する場面
トランペットは主にジャズ、クラシック、吹奏楽、宗教音楽などで使用されています。
ただ、古くは3000年前の古代エジプトからその祖先の楽器が使用されていたこともあり、あまりジャンルにとらわれない活躍を見せているのも特徴です。
トランペットだけでメロディを引っ張る力があるため、トランペットのみのファンファーレやソロとしても活躍できます。
日本独特な活躍だと、プロ野球の応援などもトランペットが活躍していますね。
楽器の種類
トランペットは音楽の変遷とともに進化してきた楽器であり、音楽によって形や音色が変化してきました。
代表的なのは以下の5つです
- B♭管トランペット
もっとも一般的なトランペット、多くの場面で使用される
- C管トランペット
B♭管の次に一般的、B♭より少し管が短く音色が華やか
他にも、クラシックで一部使用されるE♭管のトランペットもある
- コルネット
トランペットより丸みのある形が特徴で音色も柔らかい、
金管バントでよく登場し、ジャズや吹奏楽、クラシックの一部でも
- フリューゲルホルン
コルネットよりさらに外見に丸みがあり柔らかい音色を出す
ジャズの中でもバラード曲によく登場する
- ピッコロトランペット
B♭管のトランペットより1オクターブ上の音が出るトランペット
非常に気品のある音色でクラシックなどでよく登場する
代表楽器メーカー
トランペットのメーカーといえば、まずは日本の有名楽器メーカーYAMAHA、そしてトロンボーンなどでもなじみのあるBachが多いですね。
中高のトランペット初心者はほぼ学校楽器としてこの2つのメーカーの楽器・マウスピースを持つことが多いです。
YAMAHAはすべての音域で安定感のある音色、Bachはアメリカ楽器ならではのはっきりした音色が特徴です。
他にもトランペット専門のB&SやXOなど様々なメーカーが製造しています。
お手入れ
トランペットをやるうえで欠かせないお手入れ、具体的にはこんなものを用意しておくといいでしょう。
〇毎回のお手入れ
- スワブ - 内部の水分をふき取る
- バルブオイル - バルブの滑りをよくする
- マウスピーススワブ、ブラシ - マウスピース内部を掃除する
- クロス - 楽器表面の汚れを取る
〇月1回のお手入れ
- スライドオイル - 抜き差し管の滑りをよくする
これらはすべてYAMAHAのお手入れセットについてきますよ。
まとめ
ここまで、トランペットを始める上での基礎知識をご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
これだけ知っておけば、あとは少しずつ慣れていけば大丈夫です。
活躍の場もたくさんありますし、練習しながら自分に合ったトランペットライフを楽しみましょう!
もし伸び悩みを感じたら、CoolishMusicのオンラインレッスンも受けてみてくださいね。
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