おすすめのサウンドトラック作曲家 -澤野弘之-
前回、サウンドトラックの魅力や楽しみ方をご紹介しました。
しかし、とはいっても「どこからきいたらいいかわからない」という方もいるでしょう。
そんなサウンドトラック初心者向けに、おすすめのサウンドトラック作曲家をご紹介します。
今回はアニメやドラマ・映画のサントラを多く手掛ける澤野弘之さんです。
澤野弘之とは

澤野弘之さんは、アニメ・ドラマ・映画のサントラを多く手掛ける作曲家で、
2006年に大人気となったドラマ「医龍-Team Medical Dragon-」のサウンドトラックを手掛けたことでも話題になりました。
2014年にはSawanoHiroyuki[nZk](サワノヒロユキ [ヌジーク])というボーカルプロジェクトを立ち上げ、
Lisaやuru、西川貴教など名だたる歌手と歌入り楽曲も作っています。
特に壮大で劇的、かっこいい系の音楽を作ることが多いですが、
意外なところで「マイガール」(共同作品)などほっこり系のドラマのサウンドトラックにも関わっています。
代表作
簡単に紹介したところで次は代表作をご紹介しましょう。
澤野さんはアニメのサウンドトラックを手掛けることが多く、筆者もアニメ好きなので少しアニメに偏ります(笑)
ちなみに、今回紹介するアニメやドラマはすべて視たことがなく、純粋に曲の良さと知名度で選びました。
アニメ「進撃の巨人」より ətˈæk 0N tάɪtn
まずは大人気アニメ「進撃の巨人」からətˈæk 0N tάɪtn(attack ON taitan)です。
さすがは「進撃の巨人」の英名を冠するだけあって、澤野さんらしさが全開に出た曲ですよ。
この曲の澤野さんらしさは大きく2つあります。
1つ目はタイトルの暗号化です。
澤野さんはよく曲のタイトルを作品の世界観に合わせて暗号化することが多く、
この曲でも「進撃の巨人」の英名、attack ON taitanが暗号化されています。
2つ目は英語ボーカルで、中盤から流れ始める英語のボーカルが独特の澤野ワールドを作り出しています。
そして、後半2:25からボーカルで一気に畳みかける感じは、まさに進撃!という感じでたまらないです!
(初めて聞いたときは鳥肌が立ちました…)
ドラマ「マルモのおきて」より ramdom-E
続いては、ドラマ「マルモのおきて」よりrandam-Eです。
かっこよさが持ち味の澤野さんにしては意外な作品ですが、
ポップな中にもどこか悲しい感じがあるのは、澤野さんらしいです。
実際のドラマ内では感動シーンで使われたようですが、使われ方にも納得です。
アニメ「ギルティクラウン」より βios
ラストは、アニメ「ギルティクラウン」よりβiosです。
「ギルティクラウン」はアニメの中でも音楽を非常に評価されている作品で、
悲しいストーリーに澤野さんの音楽観が非常にマッチしていると好評です。
(アニメを見たことがない)筆者もギルティクラウンのサウンドトラックは大好きで、
音楽単体で引き込む力の非常に強く、一回聞いただけで虜になってしまいました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
簡単にでしたが澤野弘之さんのサウンドトラックをご紹介させていただきました。
世界観が壮大で、いつでも泣かせに来る感じがたまらないので、
ぜひ気に入った作品あればそこからいろんな澤野曲を聞いてみてくださいね。
ちなみに、曲を聞いてもっといろんな表現をしてみたい!って思った人は、
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楽器は違えど音の世界観は無限大です。
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