☆おすすめのサウンドトラック作曲家 -佐橋俊彦-
サウンドトラック作曲家の紹介を通じていろんな音楽に親しみ、音楽観のの幅を広げるべくスタートしたこのコーナー
前回は、サウンドトラック界の大御所として親しまれ、その神秘性で作品の世界に奥行きをもたらす川井憲次さんでした。
今回は日本人気シリーズで大活躍し、壮大で力あふれる曲を得意とする佐橋俊彦さんです。
佐橋俊彦とは
佐橋俊彦(さばしとしひこ)さんは、「ウルトラシリーズ」「仮面ライダーシリーズ」「スーパー戦隊シリーズ」「ガンダムシリーズ」の4つすべてに携わった初めての作曲家であり、今もなお有名作品の劇伴を担当し続けています。
かつてはディズニーランド、劇団四季などの音楽も担当したことがあり、重要な音楽を数多く任されてきました。
元々小さいころからクラシックを聴いており、そこに海外ドラマや「ウルトラシリーズ」などの影響を受けています。
結果、本人も「シリアスな音楽より大きい音楽が得意」と語るように、管楽器を主体とした前向きで力あふれる曲を得意としています。
代表作
特撮「ギンガマン」より 星獣戦隊ギンガマン
まずは、特撮「星獣戦隊ギンガマン」より 星獣戦隊ギンガマン です。
俳優でタレントの照英さんが出ていたことでも有名な「ギンガマン」ですが、この音楽も佐橋さんが担当しています。
まるで鼓笛隊の様な早い太鼓のリズムと、勢いよく飛び出してくる金管楽器が混ざり合って、
戦隊シリーズのカッコよさを前面に押し出していますね。
(何度聞いてもテンションが上がってしまいます笑)
特撮「ウルトラマンメビウス」より メインタイトル ~君はウルトラマンだ!
次は特撮「ウルトラマンメビウス」より メインタイトル ~君はウルトラマンだ です。
冒頭ファンファーレから始まり、その後いったん音楽を切ってゆったりと流れていくのは、
名前を伏せたら、まるで叙情的なクラシック音楽に聞こえます。
それぐらいウルトラマンが壮大で、人々の希望を乗せ続けてきた作品だということですね!
まとめ
今回は佐橋俊彦さんのサウンドトラックでした。
クラシックの金管サウンドを源流とした、前向きで力あふれるサウンド。
気に入った作品でぜひ聞いてみてくださいね!
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