☆おすすめのサウンドトラック作曲家 -亀山耕一郎-
サウンドトラック作曲家の代表的な曲を通じて、音楽観を広げよう!というこのコーナー。
前回は、日本が誇る4大シリーズの曲を唯一すべて作曲したことがあり、金管楽器の前進感を持ち味とする佐橋俊彦さんでした。
今回はスーパー戦隊シリーズに何作品も関わり、そのインパクトのある曲調で人々を惹きつける亀山耕一郎さんです。
亀山耕一郎とは
亀山耕一郎(かめやまこういちろう)さんは、元々ミュージシャン志望だったものの挫折して作曲家になりました。
大学卒業後はシンセサイザーのオペレーターをしながらの作曲家生活でしたが、
スーパー戦隊シリーズの挿入歌を書いたことがきっかけで、以後スーパー戦隊シリーズのサウンドトラックを何作品も任されています。
代表作は「未来戦隊タイムレンジャー」「特捜戦隊デカレンジャー」などがあります。
大学時代はバンド志向にも関わらずクラシック作曲の成績が良かったそうですが、
今ではそのどちらの良さも使いこなし、独特のセンスによる一風変わったインパクトのあるサウンドが特徴となっています。
代表作
特撮「タイムレンジャー」より 装着 クロノチェンジャー!
まずは、特撮「未来戦隊タイムレンジャー」より 装着 クロノチェンジャー! です。
加藤さんがスーパー戦隊シリーズで初めてメインで劇伴を担当したのがタイムレンジャーでした(挿入歌は経験あり)。
この曲は変身テーマであり、ロック志向だった加藤さんの勢いのある曲調が前面に出ていますね。
また、このタイムレンジャーでOPとなった「JIKU~未来戦隊タイムレンジャー~」も加藤さんの作曲ですが、
当時スーパー戦隊シリーズにないプログレッシブ・ロックのテイストがスタッフにインパクトを与え、
OPに決まっていた別の曲をひっくり返してOPになった、という逸話があります。
(筆者も世代で見ていましたが、このOPはとっても好きでした…!笑)
アニメ「ボボボーボ・ボーボボ」より 男の名はボボボーボ・ボーボボ
次はアニメ「ボボボーボ・ボーボボ」より 男の名はボボボーボ・ボーボボ です。
放送当時、男子小学生を中心に異様な人気を誇った「ボボボーボ・ボーボ」のサウンドトラックも佐藤さんです。
ビッグバンドの管楽器の勢いや音色が強めに作られることで、
独自すぎるキャラクターのボボボーボ・ボーボボの紳士感・イケイケ感・少しの下品さが上手く調和しているような不思議な曲だと感じます。
品がないのになんだか憎めない、そんな雰囲気を作り出している感じがしますね。
まとめ
亀山耕一郎さんのサウンドトラックをご紹介しました。
前進感と意外性で耳に残ってやまない亀山さんのサウンド。
気に入った作品でぜひ聞いてみてください!
ちなみに、曲に触発されて勢いのある表現をしたいと思った人は、
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勢いを出すには、やはり元々の基礎技術は非常に大事ですし、プロに見てもらった方が起訴の成長も早いです。
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