ポップでキャッチーな曲を書くシンガーソングライターを目指すなら?聞くべき偉大なアーティスト5組
ポップソングのライティングをするなら、キャッチーなメロディー作りは欠かせませんよね。
今回は、名曲を数々生んだ偉大なシンガーソングライター達から5組をご紹介します。
チャック・ベリー(Chuck Berry)
ミズリー州セントルイス生まれのベリーは、ビートルズやローリングストーンズを始め後のアーティスト達に大きな影響を与えたロック界のレジェンド。
以前にご紹介したアントニオ・カルロス・ジョビンがボサノヴァの父なら、ベリーは「ロックンロールの父」と呼ばれていました。
1896年にロックンロールの殿堂入りした最初のミュージシャンの1人であり、ロックの基礎を築き上げたと言われています。
ロックスタイル・ソングとして挙げられる事の多い3曲です。
Rock and Roll Music
Johnny B.Goode
Maybellene
ルーツの原点として聞くべきアーティストの一人です。
レノン=マッカートニー(Lennon-MaCartney)
ジョンレノンと、ポールマッカートニー。
イギリス・リヴァプール生まれの偉大な2人がビートルズとして発表する自作曲および共同作曲は全て、レノン=マッカートニーと表記されます。
以前の記事にて少し触れていますので、参考までにコチラもお読み頂ければと思います。
ビートルズの曲は、名曲や名盤アルバムを1つに絞るのは不可能。
レノン=マッカートニーと表記しましたが、ビートルズ時代のみならず、レノンとマッカートニー、各個人の曲(ソロや各バンド時代)も含めて全ておすすめします。
ロックファンのカリスマでありソロ時代も名曲を連ねるレノン。
そして、現在も2時間半のステージを余裕でこなすマッカートニーは「最も成功した作曲家」としてギネス記録にも載っています。
常に支持票の上位を独占する2人。
全て聞き終えたとき、何かが見えるはずです。
ボブ・ディラン(Bob Dylan)
ミネソタ州ダルース生まれのボブディランは、60年代に政治や社会的なメッセージ、哲学的な要素を取り入れた歌詞の曲をリリースし続け、ポップミュージック界に衝撃を与えました。
Blowin’ in the Wind
The Times They Are A-Changin’
6分間構成の「Like a Rolling Stone」は、それまでのポップスタイルや商業的手法を変えた曲と言われています。
60年代に最も影響力を与えたロックアルバムと言われる3枚は必聴です。
「Bringing It All Back Home」(’65) 「Highway 61 Revisited」(’65) 「Blonde on Blonde」(’66)
新しい詩的表現とポップ構成を生み出したディラン。
一聴してシンプルですが、深く革命的なソングライティングなのです。
キャロル・キング(Carole King)
キャッチーな曲作りを目指すなら必聴シンガーソングライターです。
キングの最大ヒット作であり名曲の宝庫「Tapestry(つづれおり)」をコチラの記事にてご紹介しています。
スティービー・ワンダー(Stevie Wonder)
ミシガン州サギノー生まれのワンダーも、音楽史上最も成功したソングライターの1人と言われています。
電子楽器を多用し、革新的なサウンドを作り上げたパイオニアであるワンダーは、幅広いジャンルに影響を与えました。
様々な楽器を奏でるマルチプレイヤーであり、歌唱力も圧巻です。
日本人も馴染みやすく洋楽でも聞きやすい理由は、抑揚が激しく節のあるメロディーラインにもありそうです。
次の記事では、スタンダード界の偉大なソングライターをご紹介します。