日本の文化「余興」で楽器を披露しよう!一芸は身を救う①
音楽を始めたい、楽器を習得したい。
しかし、音楽って少し敷居が高い気がしてしまいますよね。
(音大や音楽の専門学校に通ったわけじゃないのに・・・)
(子供の頃から楽器を習ってたわけじゃないのに・・・)
(プロを目指しているわけでもないのに・・・)
憧れを抱いてても、誰でも少し身を引いてしまうものです。
プロのミュージシャンも練習は欠かさない
楽器を習得する目標が「プロを目指す」という事であれば、大変険しい道です。
イギリスの有名な音楽大学である、トリニティカレッジオブミュージックを卒業した知人のギタリストは、1学年に5人程度という上級者枠の中に入って、そのギターの技術と音楽知識を学びましたが、卒業しプロとして活躍する今も、その時以上に練習に力を入れ続けています。
日本のある有名なヴァイオリニストの方も、毎日8時間の練習を欠かさないとか。
子供の頃から相当の練習を積み重ね、プロになるとさらに人の2倍も3倍も練習を続け、その技量をキープし続けるのです。
しかし、それはプロとして普通の事であり、そして、それで食べていけるかとなると別の話しになります。
険しい道ですが、それが辛いことと感じている人はいません。
つまり、好きじゃないと続けられません。
プロじゃないからこそ、はじめたい音楽
しかし、楽器を取得することに、その基準で始める必要は全くありません。
1時間でも2時間でも、練習を毎日続けることが大事。
お仕事で忙しい方ならば、週に1~2回と決めてしまっても、長く続けることが大事。
音楽はマラソンと同じです。
長く触れていること、続けることで、必ず、楽器は習得できるものです。
一芸を活かそう!
自分の時間で、趣味として楽器を学ぶのも良いですが、楽器を弾けるという一芸があれば、思わぬところでそれが活かせることも。
例えば、学校の出し物や、結婚式や忘年会、パーティーなどの集まりで、余興として披露すると、物凄く喜ばれます。
日本全体で見ると、音楽に触れている人口はとても多いと思いますが、実は、一般社会の身近なところで楽器を弾ける人って、そんなに多くないんですよ。
芸術文化の盛んなイギリスでも、楽器を持って歩いていると「楽器やるのかい?羨ましいなあ!」なんて声をかけられるくらいです。
実は、みんな音楽をやりたいと思っているのです。(笑)
余興で楽器演奏しよう!
イギリスではジャムセッション会場も至る所にあります。
習得して、いつかセッションに参加したいなあと思っているイギリス人も多いわけですが・・・
日本には、セッション会場だけでなく、忘年会などに代表される、集まりの場がとっても多いのです。
実は、これは海外にはあまりありません。
パーティーの類は沢山ありますが、一般的にパブやバーの一角で行われるため、そこで「余興」を披露するということは、最初からセッティングしてあるイベントでない限り、無いんですよね。
日本には、余興を披露する場所というのが、身近なところに沢山あるんです。
会社での集まりの際、出し物を頼まれて頭を悩ませてしまいませんか。
いつもカラオケで歌って踊って芸を披露するのも、少し、飽きてきていませんか?
楽器演奏をサラッと披露すれば、すごくかっこいいし、盛り上がりますよ!
Coolish Musicのオンラインレッスンは、自分の空いた時間を使って、レベルに合わせて楽器を学べます。
ぜひ、この機会に、次回の余興を目指して楽器を始めてみましょう!
次の記事では、日本のアイドル文化について、お話しをしたいと思います。
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