『海外の音楽風景』本場のミュージカルに触れてみよう
コンサート、フェス、リサイタル、そしてジャムセッション。
演奏する側としても、鑑賞するだけでも、音楽が好きなら楽しみのひとつですよね!
しかし、2020年3月(執筆現在)、世界各国で病拡大防止のための出入国や外出規制もあり、エンターテインメントを外で楽しむことにも当面は自粛が必要。
人々の健康面と同時に経済状況も懸念される今、何よりも一刻も早い終息を願います。
ミュージシャンも活動自粛の時ですが、この時期に蓄積するべきことを行い、音楽をつなげて行きたいですね!
Coolish Musicのオンラインレッスンを利用して自宅で練習し、スキル上達を目指しましょう!
大人の休日におすすめ
近い将来、音楽鑑賞を楽しめる状況となった際にぜひ体験して欲しいのがミュージカル鑑賞です。
演劇やダンスの技量だけでなく、音楽の壮大さは半端ではありません。
それもそのはず、オーケストラピットの奏者は音楽エリート揃い、イギリスでは舞台上のアクターでも音楽学校の卒業歴が必要と言われています。
おすすめは、やはり本場での観劇。
ミュージカルの本場と聞いて、まず思い浮かべるのはアメリカ・ニューヨークのブロードウェイだと思います。
商業演劇の最高水準と呼ばれるのは、ブロードウェイだけではありません。
観劇好きの方ならご存知かと思いますが、ブロードウェイのイギリス・ロンドン版が「ウエストエンド」です。
本物に触れよう
実は、ウエストエンドはブロードウェイよりも歴史が古く、商業的にも英語圏最高峰と言われているのです。
2018年、ウエストエンドでは演劇産業にとって初めて、観劇者数が1550万人を超えるという記録を出しました。
同時期、ブロードウェイの2018~19年シーズンの観劇者数は1476万人超。
いずれにしても凄い数のオーディエンスが訪れていますよね!
ウエストエンドに所在する劇場数が40会場に対し、ブロードウェイは41会場。
こちらはブロードウェイが1会場多め。
基本的に500人以上の収容人数を持つ劇場が、ウエストエンドおよびブロードウェイと呼称され、それ以下の座席数の場合は「オフ・ウエストエンド」「オフ・ブロードウェイ」と呼びます。
さらに小規模な会場や、非商業な活動、アバンギャルドな劇場などは、イギリスでは「フリンジ」、ブロードウェイでは「オフ・オフ・ブロードウェイ」と呼びます。
音楽レッスン生や留学生にもおすすめ!
アメリカには、ジャズや現代音楽の学び舎の名門校、ボストンのバークリー音楽大学がありますし、ニューヨークならジャズの専門学校も多数。
短期や長期で留学したり、現地の音楽に触れる旅行を考えているなら、休日にブロードウェイを訪れることも予定に入れたいところ。
しかし、クラシックやオペラを学ぶ方なら、イギリスや、ヨーロッパのオーストリア、フランスやイタリアに名門校が揃うので、欧州への音楽留学を考える方もいますよね。
イギリスにも最高水準の観劇を楽しめるウエストエンドがあるので、ご安心を!
2020年の2月、正式にブレグジットしたイギリスではありますが、ヨーロッパ各地からイギリスまでは、ユーロスター他、LCCを利用すればわずかな料金と時間で移動できます。
アメリカ圏、欧州圏、いずれに滞在しても最高水準の音楽と演劇を楽しめるので、将来的にいつか訪れてみたいですね!
身近な音楽体験なら?
将来的に音楽留学を目指す方にも、気軽にレッスンを体験したい方にもおすすめなのは、オンラインレッスンです。
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次の記事では、ウエストエンドとブロードウェイの歴史に少し迫ります。