『海外の音楽風景』隠れたロングランミュージカル、マイケルジャクソン・トリビュート作品に迫る

『海外の音楽風景』隠れたロングランミュージカル、マイケルジャクソン・トリビュート作品に迫る

ここでは、本場のミュージカル・劇場の風景をお伝えしています。

 

以前の記事では、ウエストエンドとブロードウェイの違いや、ロングランのおすすめ作品をご紹介しました。

 

今回は音楽ファンにおすすめの作品紹介です。

 

 

マイケルジャクソン

 

ウエストエンドでロングランとして上演され、チケットの値下がりもほとんど無く、満席の連日というミュージカルがあります。

 

「Thriller Live(スリラー・ライブ)」です。

 

ブロードウェイ公演はなし。

 

タイトルからお分かりのとおり、マイケルジャクソンをフォーカスした作品です。

 

と言っても、物語仕立てのミュージカルでは無く、ライブ構成のトリビュートミュージカル。

 

外見、パフォーマンス共にマイケルに近い実力のある俳優を中心に、マイケルのヒットソング演奏が繰り広げれられ、完全ライブで通したもの。

こういったシンプルなライブ構成のミュージカルは結構多いのです。

 

日本だと、企画コンサートといった分野になりがちですが、ミュージカルプロダクションの制作なので、再現ミュージカルという枠になるんですね。

 

 

マイケルジャクソンミュージカル・スリラー看板

 

ウエストエンドのプレミアは2009年の1月、マイケルの生前から開催されていました。

マイケルの亡き後、同ミュージカルは注目を集めて延長が繰り返され、現在に至るまで公演され続けるロングラン作品となりました。

 

実はこのミュージカルの歴史は古く、2008年にウエストエンドのプロダクションが本格制作のためのオーディションを行う以前、遡ると1991年から英国で毎年行われていたマイケルのトリビュートショーが原点でもあるのです。

 

考案は、ジャクソン家の友人でもある作家であり、マイケルはプロダクションに関与していなかったものの、同ショーの記念イベントに参加するなど前向きに応援していたようです。

 

ただ「Thriller Live」は、イギリス国内以外ドイツやオランダでのツアー歴もあり、未だにロンドンのチケットオフィスで入手が高値である割には、世界的な認知度はやや低く、ヨーロピアンの熱狂的なマイケルファンの知人でも「知らない」と言う様子。

 

日本でも、あまり聞いたことはないのでは。

 

 

ライブを楽しむ

 

ここからは個人の意見ですが、同ミュージカルは、やはりトリビュートライブ感が抜けず、一貫性がないような気もしました。

 

マイケルに風貌もダンスも歌唱もそっくりなアクターが歌い踊る幕が中心ですが、女性やアフリカ男性のマッチョな男性など、時々全く風貌も違う歌手が出てきて歌う幕もあるのです。

 

そうなると「マイケルの再現」と言うコンセプトのミュージカルでは無く、あくまで「マイケルの音楽をライブで楽しもう」と言う舞台になるので、「マイケルの再現が観れるよ!」とは、言えないわけですよね・・

 

また、舞台セットも極めてシンプル。歴史の流れにそっているわけでも無く、入れ替わり立ち替わりにパフォーマーも変わり、主役は誰だ?となります。全幕通して盛り上がる楽しい作品ですが、ミュージカル性は弱いです。

 

演奏スキルはかなり高いので、音楽ファンならば観ておいて損はありません。

会場のオーディエンスと一緒に盛り上がり、思いっきりライブ音楽を楽しんじゃいましょう!

 

でもこの作品、2020年の3月で終了というアナウンスが出ているんですよね。

近い将来、ファンキーなステージングで再演を願います。

 

サックスとタイプライター

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次の記事では、ミュージシャンにおすすめのミュージカル作品をご紹介します。

 

 

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