☆話のタネになる!音楽雑学!―珍しい楽器(その3)―
毎回話のネタになるような音楽雑学を提供する「話のタネになる!音楽雑学!」。
世界を探せば珍しい楽器は尽きませんね。
いろんな楽器を見ていくと面白いので、
前回に引き続き、今回も珍しい楽器を少しご紹介していきたいと思います。
珍しい楽器その3
では早速珍しい楽器をご紹介していきます。
今回は前回と違って、少し高めで手が出しづらい楽器たちではあります(海外でしか売ってないものも)
でも楽器自体は非常にユニークなので、どこかで見かけることがあったら、ぜひその音はチェックしてくださいね。
触れずに鳴らせる楽器?テルミン!
まず紹介するのはテルミンです。
この楽器はなんと触れずに演奏することができて、楽器の上に手をかざすことで音を出すことができます。
どうやら静電気を使って音を出しているそうなので、手の位置次第で音の高さや大きさなどがすべて決まるほか、
演奏者の体型や周りの環境も音色に大きく左右するそうです。
故にテルミンは非常に習得するのが難しいそうですが、一度は演奏してみたくなりますよね笑
あれボディーは?チャップマン・ステッィク!
続いて紹介するのは、チャップマン・スティック(スティック)です。
見た目はアコースティックギターのボディーを取り払ったような形で、タッピングという奏法を使用します。
通常の弦楽器は片方の手で弦を押さえ、もう片方で弾いて音を出すという奏法をとりますが、
タッピングは、両方の手を弦をはじくことに使う奏法です。
ギターなどでもよくある奏法ではありますが、タップリングを基本としているため、弦の数が多く12本も弦があります。
メロディーとペースラインの両方を担当可能なので、海外では意外と重宝されている楽器ですね。
ボタンを押して弦を操作!ニッケルハルパ!
続いても、弦楽器のニッケルハルパです。
こちらはバイオリンの様に弦をこすって演奏する楽器ですが、
まず見た目がごつごつしていて特徴的です。
もちろん理由があって、弦を押さえて音程を変えるのではなく、
楽器の下側面にあるタンジェントという鍵盤を押すことで音が変えられる仕組みになっているのです。
ドローン弦という非常に響きが残りやすい弦を使っているためか、上品な音が出ます。
また、タンジェントを押したときのタイプライターみたいな音も少し癖になりそうですね笑
まとめ
今回の珍しい楽器、いかがでしたか?
今回は実際に触れる機会は少ない楽器たちでしたが、それでもこうして動画を通して楽しむのは非常に面白いですよね。
また機会があれば珍しい楽器を紹介しますので、楽しみにしていてくださいね。