話のタネになる!音楽雑学!―クラシックのおもしろ珍曲(その2)―

話のタネになる!音楽雑学!―クラシックのおもしろ珍曲(その2)―

毎回、話のネタになるような音楽の雑学をご紹介する「話のタネになる!音楽雑学!」、

前回に引き継き、今回もクラシックのおもしろ珍曲をご紹介したいと思います。

前回は猫の鳴き声だったり、指揮者が倒れたりと異色の作品ばかりでしたが、

今回はどんな作品が飛び出すのでしょうか?

 

 

クラシックのおもしろ珍曲その2

では今回も早速紹介していきましょう。

前回とは少し趣向が違いつつも、十分面白い曲ばかりですよ。

 

使われる楽器は…タイプライター?

(本編は1:42~、その前は小芝居をしているので、時間に余裕がある人はぜひ見てください)

初めにご紹介するのは、ルロイ・アンダーソンが作曲した タイプライター(The Typewriter)です。

その名前の通り、タイプライターがソロ楽器として登場します。

タイプライターといえば、20世紀中盤まで盛んに使われた高速文書作成のための機械ですが、

バイオハザード(ゲーム)ぐらいでしか見かけない現代では、その異質さが一層際立っていますね。

ひたすらにタイプライターを譜面に合わせて連打する光景は、まさしくシュールでくすっと笑ってしまうこと間違いなしです、

ちなみに、いろいろな「タイプライター」の演奏がありましたが、この映像のタイプライターの奏者が一番シュールでお気に入りでした(笑)

 

バイオリンなのに弓を使わない?

続いてもルロイ・アンダーソン作曲の プリンク・プレンク・プランク(Plink, Plank, Plunk)です。

この曲はすべてバイオリンなどの弦楽器で構成されているのですが、すべての弦楽器が指で弦をはじくピッチカート奏法で演奏されています。

それゆえ、普段なら壮大な音色を作り出すはずの弦楽器たちが、シュールな音色を出す集団に様変わりしてしまっているのです。

ちなみに、題名にもある3つの単語、それぞれ日本語でいう擬音に近いものがあるそうで、下記サイトではこんな様に表現していました。

冒頭の音楽(レ!ラ、レ。)からいうと、恐らく、高いところから物が何かに打つかりながら転び落ちる音を表現したくて名付けたと思います。

Plink(プリンク):軽い金属的なものがぶつかり合う音

Plank(プレンク):木製の板という意味もあるので、例えばテーブルに平らなものを割と強めに落とす音。

Plunk(プランク):重たいものが最終時点にたどり着く音

http://www.timberringmusic.com/sachi-blog-cellist-cello-teacher/files/plink-plank-plunk.html

 

ユニークな音楽をたくさん作ってきたアンダーソンならではの音楽観が詰まった曲でした。

 

音楽のクライマックスに、大砲!!!

ラストは、ピョートル・チャイコフスキーが作曲した序曲「1812年」です。

1812年はナポレオンのロシア遠征が行われた年ということもあり、いろんな人に受け入れられた有名な曲です。

おそらく動画の2:36あたりから聞けば、皆さんも一度は聞いたことがあると思うでしょう。

しかし、実はこの曲のクライマックスで大砲が使われることは意外と知られていません。

2:46あたりから大砲のラッシュが始まって、ラストも大砲で終わりますが、こんな壮大でぶっ飛んだ演出は他の曲ではまずありえないでしょう。

「大砲奏者」たちの真剣な演奏姿にも注目です。

 

まとめ

今回ご紹介したクラシックのおもしろ珍曲、いかがでしたでしょうか。

どの曲も発想がユニークで面白かったですね。

しかも、しっかりと音楽性を兼ね備えているので驚きです。

また面白い珍曲が見つかったら紹介しますね。

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