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音楽コラム

楽器をやりたい初心者のための講座 ―定番コード進行―

楽器をやりたい初心者のための講座 ―定番コード進行―

前回はコード進行をご紹介したので、今回は実際の音楽、J-POPなどでよく使われているコード進行をご紹介します。

話だけ聞くと「???」ですが聞くと「これか!」となるやつばかりなので、知っておくだけで知識が広がりますよ。

 

定番コード進行3選

 

では早速コード進行をご紹介していきましょう。

今回ピックアップしたのは定番コード進行の中でもド定番の三大進行と呼ばれるものです。

なので、絶対に聴いたことがあるものばかりですよ。

なお例はすべてハ長調(Cメジャー)のコードで表記します。

(括弧内は和音の番号と昨日)

 

王道進行

最初はまさしく王道の王道進行です。

日本人なら誰でも心惹かれてしまうこの王道進行の基本は、

F(4,S)→G(5,D)→Em(3,T)→Am(6,T)と進行します。

この進行には偽終止というものが使われていて、肝になっています。

偽終止とは、終止と呼ばれるD→Tの流れの中でも、5の和音(D)→3or6の和音(T)で終止することを指します。

この場合、5の和音(D)→1の和音(T)という一番の緊張から落ち着きに進行する全終止に対して、Tが落ち着き切らない形なために、意外性を生み出すことができます。

この王道進行でも、最初ツーファイブの流れを作って落ち着くのを期待させ、3の和音と6の和音のトニックの流れにもっていくことで、意外性を生み出します。

今でこそ使用頻度は落ちましたが、日本人ならみんなこの進行が好き、と言っても過言ではないぐらい使用頻度が高いコード進行です。

 

(このメドレーの曲全部王道進行です、良く聞くと同じ感じですよね)

 

カノン進行

次はコード進行の中でも1、2を争うレベルで有名な進行であるカノン進行です。

パッヘルベルが作曲した「カノン」の進行に由来し、J-POPでも王道進行と争うぐらい多く使われていました。

C(1,T)→G(5,D)→Am(6,T)→Em(3,T)→F(4,S)→C(1,T)→F(4,T)→G(5,D)

こちらも一度いい流れにしてから偽終止を挟み、そしてサブドミナントを使いながら、再び徐々に盛り上げていく形ですね。

王道進行と違って、一番下の音を工夫して徐々に盛り上がっていく形にしやすいのも特徴です。

(これも全部カノン進行の曲です。冒頭がパッヘルベルの「カノン」ですね)

 

小室進行

最後はあの小室哲哉がよく使用した小室進行です。

いまではアニソンやボカロなどで良く聞く進行ですね。

Am(6,T)→F(4,S)→G(5,D)→C(1,T※オクターブ上

形式的にはカデンツの第3型そのままなのですが、

最初にAm(ACE)を持ってくることで、2番目のF(FAC)との構成音を2つ同じになります。

そうすることで一見進行していない感じを出しつつしれっと進行し、最後のCをオクターブ上の和音で意外感を出す感じですね。

これにより常に浮遊感が生まれ、この浮遊感がアップな曲にはぴったりだったのです。

 

(小室進行も多くの曲があり、アニソンからアイドル曲までアップテンポを中心に様々な曲がありますね)

 

 

まとめ

 

今回は定番のコード進行をご紹介しました。

聞いたことがある雰囲気の進行ばかりでしたね。

もちろんこの基本形から和音の形の工夫して、いろいろな流れが生まれているのですが、それはおいおい勉強しましょう。

ますは、日本人を惹きつけるこれらのコード進行の形を覚えておくだけでも、自分の演奏の幅が広がりますよ。

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