サインイン

音楽コラム

実力派を目指す男Vo.なら聞くべき偉大な男性ジャズアーティスト②

実力派を目指す男Vo.なら聞くべき偉大な男性ジャズアーティスト②

 

前回の記事では、偉大なアーティスト、フランク・シナトラをご紹介しました。

 

今回ご紹介する2人目は、こちらのアーティストです。

 

 

マイクとスポットライト

Nat King Cole

 

アラバマ州モンゴメリー生まれのナット・キング・コール。

 

アメリカでポップチャート入りしたヒットソングは、100曲を超えると言われています。

 

ジャズシンガーと同時に、彼がピアニストであることはジャズファンには周知のこと。

 

コールは、オルガニストである母親からオルガンを習い始めました。

最初の演奏は4歳の頃と言われ、12歳にはジャズやゴスペル、クラシックを本格的に学びはじめ、スキルを磨きました。

 

15歳になったコールは、音楽を追求するために高校を中退。

ベーシストである兄エディーと、ジャズコンポーザーとしても有名なノーブル・シスルと共に、1936年に「Eddie Cole’s Swingsters」として、Decca Recordsで2曲のシングルを録音しました。

 

その後、本格的にキャリアをスタートさせます。

 

Honey Hush

 

30年代後半、ナイトクラブの仕事でピアノを弾いていたコールは、クラブオーナーからバンドを結成するよう言われます。

 

そこでベーシストとギタリストを雇い、活動したバンドは「King Cole Swingsters」と呼ばれるようになりました。

 

Let’s Get Happy Tonight

 

その後バンドは「King Cole Trio」と改名。

 

当時ビッグバンドが主流だった時代に、コールのステージの少人数のアンサンブルは珍しく、「トリオ」スタイルのモデルとも言われています。

 

コールの最初のヒット曲、1940年に録音された「Sweet Lorraine」です。

Sweet Lorraine

 

シンガーとしても有名に

 

彼が歌いはじめたのは「バーの酔った客がピアニストのコールに歌を要求したから」という一説があり、その話しを聞いて面白いと感じたコールは、その伝説を特に否定することもなかったそうです。(笑)

 

ただ、実際に客席から知らない曲をリクエストされた事があり、その際に代わりとして歌ったのが「Sweet Lorraine」でした。

 

コールの歌声に魅了された人々は歌のリクエストを送り続けました。

その様子を有難く感じたコールは、ヴォーカリストとしても意識して活動するようになったと言われています。

 

 

コールはポップ要素の強いサウンドにも積極的であり、度々ストリングスを取り入れる事でも知られています。

 

Stardust

 

50年代には更に多くの作品を残すと共に、ラジオやテレビの出演を増やし活動の幅を広げ、その人気もポピュラーに。

 

ジャズのみならず大衆からの人気を得たコールですが、その一方では人種差別に苦しむ事もありました。

 

1956年のキューバでのコンサートでは、ハバナのホテルから滞在を拒否されるという事態も。

しかしコンサートは大成功。翌年も別のコンサートでキューバに戻り、多くの歌唱を披露したそうです。

 

 

実生活では5子に恵まれ、絶頂期であったコール。

 

活動の最中、悪い病に侵され、1965年、45歳という若さでこの世を去りました。

 

後の1991年、娘であるナタリーコールが、亡き父の歌唱をオーヴァーダビングした「Unforgettable」は有名ですよね。

 

記憶に長く留まり、忘れられないという意味の、こちらの曲。

 

Unforgettable

 

コールの歌声と演奏は、人々の心の記憶に永遠に刻まれ続けるでしょう。

 

 

ジャズの名曲を演奏しよう

 

Coolish Musicオンラインレッスンで、ジャズの名曲を演奏してみませんか?

次の記事では、ジャズ界の偉人サッチモをご紹介します。

 

こちらも読まれています

Comments (2)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です