偉大なジャズプレイヤーたち ジョン・コルトレーン編
今回から「偉大なジャズプレイヤーたち」というテーマで「サックス」,「ピアノ」など各楽器のプレイヤーたちを紹介していきます。
楽器の上達には「このプレイヤーみたいに演奏できるようになりたい」という思いが非常に大切です。
実際に各プレイヤーが演奏する「アドリブ・ソロ」を真似するなどは上達のために欠かせないプロセスです。
第1弾はサックス奏者「ジョン・コルトレーン」を取り上げて紹介していこうと思います。
お気に入りのプレイヤーが見つかるお手伝いができれば幸いです。
ジョン・コルトレーン
ジャズのテナーサックスプレイヤーとしてもっとも有名といっても過言ではないプレイヤーです。
「ハード・バップ」、「モード・ジャズ」、「フリー・ジャズ」などそれぞれのジャンルで活躍。
第一線で活躍した期間が10年余りにも関わらず、自らの音楽に妥協せず常に向上を目指したジャズ界の巨人と呼ばれています。
彼も最初から有名だったわけではなく、デビュー当初は様々なバンドを転々とする生活を送っていました。
彼が有名になるきっかけは当時すでに有名であったトランペットプレイヤー「マイルス・デイヴィス」のバンドに参加してから。
その後もジャズピアニスト「セロニアス・モンク」のバンドなどにも参加し、才能が開花。
コルトレーンの代名詞である音を敷き詰めたような奏法「シーツオブサウンド」。
速いパッセージの曲を常に大音量で吹いていたことから「怒れる若きテナーマン」と呼ばれるようになり、一躍有名となります。
ジョン・コルトレーンの有名なレコーディング
My Favorite Things (邦題:私のお気に入り)
映画「サウンドオブミュージック」の挿入歌である「My Favorite Things」です。
原曲はオーケストラなどで演奏される曲なのですが、「My Favorite Things」はジャズのスタンダードナンバーとして多くのプレイヤーがジャズセッションで演奏する曲でもあります。
日本でもJR東海のCMソングに使用されるなどとても聞きなじみのある曲だと思います。
Some day my Prince will come (邦題:いつか王子様が)
次に紹介するのは「ジョン・コルトレーン」が所属していたトランペット奏者「マイルス・デイヴィス」のバンドと共に録音した「Some day my prince will come」です。
この楽曲はディズニー映画「白雪姫」の挿入歌として使用されており、「My favorite Things」と同様、ジャズではスタンダードナンバーとなっています。
ジャズの楽曲はクラシックで有名な楽曲を用いて演奏されることも多く、原曲とはまた違った雰囲気を楽しめるのが特徴です。
まとめ
今回は第1弾として「ジョン・コルトレーン」を紹介させていただきました。
彼の「アドリブ・ソロ」を真似してみたいということでしたら是非お気軽にCoolish Musicまでお問い合わせください。
また、今後も偉大なジャズプレイヤーたちを紹介していきますので、次回以降の記事もお楽しみに!