ジャズトランペットの調べ ウィントンマルサリス編
今回は「ジャズトランペットの調べ」をテーマにお送りします。
こういったテーマだと昔活躍していた「マイルス・デイヴィス」や「ディジー・ガレスピー」などが取りあげられることが多いです。
レコードでは彼らの演奏を聴くことができますが、残念ながらライブで聞くことはできません。
今も現役で活躍している奏者であれば来日公演などもあり、実際にその演奏を間近に感じられる機会もあります。
今回は「最近の奏者でオススメを知りたい」という方向けにトランペットプレイヤー「ウィントン・マルサリス」を紹介していきます。
ウィントン・マルサリス

アメリカ出身のジャズトランぺッターであり、クラシックの分野でも活躍する「ウィントン・マルサリス」
クラシックとジャズの両部門でグラミー賞を獲得している名トランぺッターは音楽一家に生まれました。
父、兄、弟ともにプロのミュージシャンである「ウィントン・マルサリス」はわずか18歳で「アートブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズ」に加入しデビューを果たす。
翌年の19歳の時にはバンド・リーダーとしてデビューし、アコースティックジャズを継承する大型ルーキーとして話題となり、同時にクラシック奏者としても活動を始めます。
その功績が称えられ、「ウィントン・マルサリス」はジャズとクラシック両部門でグラミー賞を受賞し、現代でもっとも著名なトランぺッターといっても過言ではありません。
ウィントンマルサリス おすすめの楽曲
Black Codes
ウィントン・マルサリスがジャズ部門でグラミー賞を獲得したアルバム「Black codes」からアルバムのタイトル曲を紹介します。
ウィントン・マルサリスはクラシックを勉強して演奏していることも相まって音色がとてもきれいで澄んでいます。
Trumpet Concerto in E Flat/L :Haydn (邦題:トランペット協奏曲変ホ長調)
この協奏曲はクラシックのトランペット奏者としてはポピュラーなものです。
日本では音楽大学入学時の課題曲として演奏する楽曲でもあります。
「ジャズトランペットの調べ」というテーマとは離れてしまいますが、「ウィントン・マルサリス」のトランペットはクラシック音楽を演奏できる確かな技術と知識が詰まっていることをお伝えできれば幸いです。
まとめ
クラシックとジャズ。双方の知識と技術を活かし、現代で活躍するトランぺッター「ウィントン・マルサリス」
一度始めた音楽のジャンルをやり続ける必要はなく「ロック」や「ポップス」に興味を持ったらジャンルを超え、新しい発見を楽しむのも音楽の醍醐味です。
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