日本の著名な作曲家 「武満徹」
クラシック、ジャズ、ポップス。世の中にはさまざまなジャンルの音楽にあふれています。
素晴らしい演奏家も数多くいますが、彼らが演奏する音楽は「作曲家」が作ったものです。
今回は日本の著名な作曲家から日本の和楽器や演奏技術を自身の作品に反映させたことで世界中に知られている「武満徹」を紹介していきます。
武満徹

ほぼ独学で音楽を学んでおり、多くの映画音楽などを手掛け日本を代表する現代音楽家となった「武満徹」
小学校の時は叔母の家に寄宿しており、その叔母が生田流箏曲の師範であったことで彼の作品には箏の奏法などが用いられています。
学生時代にはドビュッシーなどフランスの作曲家の作品に親しみつつ、当時横浜にあったアメリカ軍キャンプでジャズにも触れました。
その後は、多方面の芸術家が集う集団「実験工房」にて映画、舞台、テレビなどさまざまなジャンルの音楽の捜索を開始します。
伝統的な邦楽器「箏」「琵琶」などをオーケストラと組み合わせたり、「ノヴェンバー・ステップス」という作品では尺八を用い、アメリカやカナダなどを中心に世界的な注目を浴びるきかっけとなりました。
武満徹のオススメ楽曲
ノヴェンバー・ステップス
琵琶と尺八とオーケストラのための音楽作品。
和楽器の使用自体は彼が映画音楽を手掛けたときを皮切りに、大河ドラマ「源義経」でも尺八、琵琶奏者と共同制作を行うようになります。
その作品たちが当時国際的指揮者でミュージカル「ウェストサイド物語」の作曲などをしたレナード・バーンスタインに伝わりました。
バーンスタインの要請で作られた「ノヴェンバー・ステップス」はニューヨークフィルで初演され彼が世界的に注目を集めるきっかけとなりました。
波の盆
テレビドラマの楽曲で第二次世界大戦時のハワイ日系移民の家族などの様子を描いた作品です。
先ほどの曲と比べ、海をイメージさせる優しいメロディとゆったりした曲調が特徴の楽曲です。
まとめ
近年では、和楽器とコラボレーションをするバンド編成なども人気で、サックスなどを演奏される方でも一緒にバンドを組むことがあるかもしれません。
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