サインイン

音楽コラム

「20世紀最後の大物」と呼ばれたアシッドジャズ牽引アーティストって?

「20世紀最後の大物」と呼ばれたアシッドジャズ牽引アーティストって?

 

前回の記事では、アシッドジャズについてご紹介しました。

 

今回はアシッドジャズとして最も売れたアーティストであり、20世紀最後の大物とも言われた方をご紹介します。

 

 

ステージ

Jamiroquai

 

ジャミロクワイです。

 

世界で2600万枚以上のアルバムを売り上げ、ポピュラー界に大きな功績を残しました。

 

Space Cowboy

 

 

’96年作品「Travelling Without Moving」の収録曲であり2枚目のシングル、Virtual Insanityです。

 

世界で700万枚、日本でも140万枚以上を売り上げた同アルバムは、歴史上最も売れたファンクアルバムとしてギネス世界記録とされている他、このMVは’97年のMTVのビデオ・オブ・ザ・イヤーにも選ばれました。

 

「ジャミロクワイ 」は厳密には「バンド名」。

 

サウンドメイカーである中心人物は、Jay Kayことジェイソン・ケイ。

その存在感からケイのソロ・ユニット名と言われています。

 

’92年、クラブシーンから活動を始めたジャミロクワイ。Acid Jazz Recordsから「When You Gonna Learn」でデビューしました。

 

 

このヒットを受け、複数のレーベルから打診されたジャミロクワイは、Sony Soho2と異例のアルバム8枚契約を結びます。

 

その内容にサインしたのがバンドの中では唯一ケイのみ、他のメンバーは作品貢献に基づいてのロイヤリティ共有だったとか。

 

そんなケイは当時「20世紀最後の大物」と言われていました。

 

ブレイクダンサーだった彼は、’86年頃にStreetSoundsというレーベルからヒップホップ作品をリリースしています。

 

当該音源ではありませんが、’86年頃の作品です。

 

 

ケイの持つグルーヴィーなキレ感は、イギリス白人男性の持つ独特の「カッコよさ」とは一線を画すものでした。

 

同時代で例えれば、ロックとダンスミュージックの融合で革命を起こしたイギリスのバンドのひとつ、Primal Screamのボビー・ギレスピー。

 

当時のイギリス人スターの「カッコよさ」といえば、彼のような「ロックなグルーヴィーさ」を持つ人が目立っていました。

Rocks

Movin’ On Up

 

カッコいいですね!実はファンです。(笑)

イギリス人ミュージシャンといえば、彼のような雰囲気のイメージ。

 

一方のケイは、元々ダンサーである事やジャズのアプローチもあり、当時のロッカーとは違う横揺れ感とキレが特徴。

当時は新鮮だったのでは、と推測します。

 

 

ネオファンクへ

 

2001年作品「A Funk Odyssey」以降、インスト曲が減りエレクトロニカ要素の強いファンクサウンドが増え、ケイのソロ面がフォーカスされていきます。

 

Little L

You Give Me Something

 

 

2005年Dynamiteより「Time Won’t Wait」

 

2006年にSonyとの契約満了後、Mercury Recordsと契約。2010年に「Rock Dust Light Star」を発表します。

 

2017年には7年ぶりのアルバムを発表。

 Automaton

 

エレクトロニカの強い影響を感じさせる同作品は、イギリスで4位、アメリカのダンス・エレクトロニックのチャートで1位を記録しました。

 

2018年には公式Youtubeで新作を公開し、13年ぶりに米国ステージに登場。

 

Now We Are Alone

 

現在も一線で活動を続けるジャミロクワイ。

20世紀から21世紀を繋ぐ大物アーティストである事に間違い無いでしょう。

 

Coolish Musicオンラインレッスンで、ファンキーなサウンドを奏でてみませんか?

 

こちらも読まれています

Comments (1)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です