島国の民族音楽 沖縄編
島国の音楽と聞けば、なにを思い浮かべるでしょうか?
ハワイアンミュージックなどヤシの木が生える海辺で流れるような音楽を思い浮かべるかたが多いのではないでしょうか?
今回は「島国の音楽」というテーマで日本の「沖縄民謡」について紹介していきます。
沖縄民謡
琉球王国、アメリカ合衆国の統治下時代など日本本土と切り離された環境もあり、日本本土の音楽とは違う独自性を育むこととなります。
王宮の伝統音楽、琉球舞踊、神歌など様々なジャンルが存在し、祭りの代表的な舞踊「エイサー」などには必ず伴奏が伴います。
また、沖縄音楽の代表的な特徴は「ドレミファソラシド」という西洋音階の「レ(D)」と「ラ(A)」を抜く音階をしようすることです。
この音階は以前にも紹介した「インドネシア音楽」のガムランなどでも使用されています。
使用される楽器は三線、琉球琴、太鼓、指笛などがあります。
沖縄民謡のオススメ楽曲

てぃんさぐぬ花
沖縄の本島を中心に親しまれている民謡の1つです。
「てぃんさぐ」とはホウセンカのことで、沖縄県では爪を染めるためにホウセンカを使用しており、同時に魔よけの効果があると信じられてきました。
歌詞は1番から10番まであり親や年長者の教訓を大事にするようにという意味が込められているそうです。
沖縄県の県民愛唱歌にも指定されている楽曲です。
童神 ~天の子守唄~
古謝美佐子作詞による楽曲で沖縄出身の歌手「夏川りみ」や「島袋寛子」などにもカバーされている楽曲です。
この歌は作詞者の古謝美佐子さんの初孫の誕生を祝って作詞され、タイトルの由来は生まれて間もない子どもは純真無垢で神のような存在であることから名づけられました。
三線の奏でるメロディに沖縄の言葉を乗せた子守唄。囃子言葉なども曲中にはあり、沖縄民謡の魅力を感じることができる素晴らしい楽曲です。
まとめ
日本人にとっては耳馴染みのある沖縄民謡。
琉球王国からアメリカなどさまざまな国の音楽が混ざり、独特の文化を生み出している沖縄音楽には多くの魅力が詰まっています。
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