初めてのトランペット選びで意識したいメーカー・ブランド!
前回はトランペット選びで注意すべきポイントをご紹介しました。
今回は続きということで、トランペットを生産しているメーカーをご紹介していきます。
メーカーによっても音色は全然変わるので、意識してみていきましょう。
トランペット製造の代表メーカー・ブランド
トランペットは音楽の花形楽器だけあり、数多くのメーカーが製造しています。
しかし、メーカーごとに特徴は大きく異なり、特に国の違いは音色の違いに大きく影響します。
YAMAHA
まずは日本の代表的な楽器メーカー・YAMAHAです。
トランペットに限らず多くの楽器を製造しており、日本の教育現場でも数多く採用されています。
そのため、初心者や中級者向けの品ぞろえが多く、どんな人でも吹奏感や音程が安定しやすいのが特徴です。
一方で、「個性といった個性がない」という評価をされやすい部分もあります。
Bach(バック)
続いて、アメリカの老舗メーカーであるBachです。主にトランペット・トロンボーンを製造しているBachは、日本でもYAMAHAとと並んで有名なメーカーです。
Bachのトランペットは約100年もの歴史を持ち、世界中の人々から愛されています。
アメリカ楽器特有のしっかりとした鳴りと豊かな音色が特徴です。
初心者の場合、トランペットだけではなくマウスピースなどもBachの物から始める人が多いですね。
Schilke (シルキー)
続いてはアメリカの有名メーカー・Schilkeです。
Schilkeは音程と楽器の反応の良さ、遠くまで通る音色を特徴とし、トランペットの中でも最高峰と呼ばれるメーカーです。
トランペット吹きなら誰でも一度は憧れるメーカーでしょう。
最高峰だけあって、作業工程も綿密に行われており、トランペットの製造業界では基準となっているほどです。
初めての楽器でなくとも、いつかは吹いてみたいメーカーですね。
XO(エックスオー)
続いては、トランペット専門ブランド・XOです。
1995年に株式会社グローバルが開発したブランドで、比較的歴史が浅いながら進化と改良を重ねて、世界的ブランドの地位まで上り詰めました。
軽い音色や吹奏感で音程がとりやすいため、YAMAHAの初心者モデルなどを経て、新しい楽器を試したいひとに好まれやすいです。
B&S(ビーアンドエス)
最後は、最高水準を誇るドイツの金管楽器ブランド・B&Sです。
B&Sはチューバをメインに製造していますが、トランペットでも有名なメーカーです。
特にドイツの軍楽隊ではB&Sの採用率がかなり高いそうです。
昔のBachを思わせるしっかりとした豊かな音色と正確な音程感で、多くの人から人気を集めています。
まとめ
ここまで楽器のメーカー・ブランドについて簡単にご紹介してきましたが、いかがでしたか?
これ以外にも様々なメーカーがありますが、初めての楽器選びにはこれだけ押さえておけば問題ないでしょう。
最後は好みなので、いろんなメーカー・ブランドの楽器を吹いてみて、自分に合ったものを選びましょうね。
CoolishMusicのレッスンでも楽器の相談は受け付けているので、困ったら気軽に相談してくださいね。
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