★初心者はまず名曲を聴こう!ージャズ(その1)ー
前々回が吹奏楽、前回がクラシックと、音楽的センスを深めるために各ジャンルの有名曲をご紹介してきました
今回は、夜の雰囲気でおしゃれなジャズの有名な曲をご紹介したいと思います。
ジャズは音楽理論に縛られない難しい進行をしたり、アドリブソロがあったりと敬遠されがちですが、
音楽を聴くだけなら他のジャンルの人でもためになること間違いなしですよ。
クラシックや吹奏楽で聞けないサウンドを楽しみつつ、音楽センスを磨いていきましょう。
ジャズの名曲(その1)
A列車で行こう/ビーリー・ストレイホーン
最初は ジャズのスタンダードナンバー(有名曲)の1つで、ビーリー・ストレイホーン作曲の A列車で行こう です。
20世紀最大のジャズポピュラー音楽家として名高いデューク・エリントンの楽団、エリントン楽団の代表曲でもあり、ジャズ界隈で知らない人はまずいないでしょう。
A列車とはニューヨーク市内の地区を結ぶ急行地下鉄の名称で、「ジャズを楽しむために早く目的地に着くA列車に乗りましょう」という意味が込められています。
電車の「ガタンゴトン」を感じられるようなノリになっていて、ジャズを楽しむために電車に乗っている感じがすごく伝わってきますよね。
ムーンライト・セレナーデ/グレン・ミラー
続いてもジャズのスタンダードナンバー、ジャズトロンボーン奏者として名高いグレン・ミラー作曲の ムーンライト・セレナーデ です。
こちらはグレン・ミラーが率いる、グレン・ミラー楽団のバンドテーマとしても使われていました。
ビックバンドのスローナンバーの中で一番有名な曲であり、クラリネットが使用される独特な曲となっています。
夜の月夜のなかで愛しい人を思い浮かべるような情景が浮かんできますよね。
SING SING SING/バッハ
最後はスウィングジャズのなかで一番有名と言っても過言ではない曲、SING SING SINGです。
スウィンガーの王様、ルイ・プリマによって作曲され、トロンボーン・トランペットによる華やかな掛け合い、途中のクラリネットやサックスのアドリブソロ、ドラムの軽快なリズムなど魅力がたくさんあります。
聞いていても演奏していても楽しい曲ですね。
日本だと映画「スウィングガールズ」でも演奏されており、聞き馴染みのある人も多いのではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたでしょうか。ノリのいい曲やムーディな曲などいろんな曲がありましたね。
黒人のリズム感による絶妙なノリと、独特な音楽感、ぜひ何度も聴いて身体にしみこませましょう。
今後もまたジャズの名曲をご紹介していきますね。