『海外の音楽風景』家族連れに人気の定番ミュージカル・映画3作品
以前の記事にて、本場ミュージカルについてご紹介させて頂きました。
今回は家族連れに人気の高いロングラン作品をご紹介します。
2020年3月20日時点、ブロードウェイは全劇場一時閉鎖中、ウエストエンドも閉鎖(一部劇場のみアップデート確認の必要あり)しています。
こちらでは音楽ファンへ向けての作品紹介に留めておりますので、ご自宅でのDVD鑑賞等のご参考にして頂けたらと思います。
Disney’s The Lion King(ライオンキング)
1994年に公開されたディズニーのアニメーション映画の「ライオンキング」。
97年にブロードウェイ、’99年にはウエストエンドでミュージカル公演が開始され、現在までロングランの誰もが知る人気作品です。
全ての楽器の原点は打楽器にあり!アフリカの大地を舞台にしたストーリーと、ディズニーの壮大かつ民族要素の強い音楽、肉感的な迫力の歌唱が素晴らしいです。
2019年に、初の実写版として映画の公開がされました。
有料動画やDVD鑑賞としてもおすすめです。
本場のミュージカル鑑賞は日本よりも敷居が低く、毎日各劇場で様々な演目が行われているため選択肢も多く、お値段も手ごろな価格から購入できます。
誰もが芸術に触れやすい、海外の文化背景も垣間見えてきます。
しかし、ロングランのオペラ座の怪人やライオンキング等は本当に連日満員なので、お手頃価格のシートをゲットするのは少し難しいところ。
映画やアニメでも公開されているので、一度、ご自宅でゆっくり鑑賞してみてはいかがでしょう?
Wicked (ウィケッド)
2003年にブロードウェイ、2006年にウエストエンドにもお目見えし、現在まで続くロングラン作品です。
日本では少し馴染みも薄い作品ですが「オズの魔法使い」の裏話として作られた演目で、大人気の作品です。
魔法の力を隠しながら孤独に生きていた緑色の肌を持つ少女エルファバと、人気者で気が強く、自分が一番でなければ気が済まない美しい白人少女グリンダ、2人の少女を中心に展開されていくファンタジー物語。
はじめはエルファバをいじめていたリンダですが、徐々に友情を築き上げていきます。
友情と差別問題を描いている物語でもあるので、学校のイベントの一環として、先生と生徒たちで観劇している団体も多いです。
ちなみに、上記動画内のエルファバの名歌唱シーンは、このミュージカルの最大の見せ場。
エルファバの「初期」オリジナルキャストは「アナと雪の女王」の「Let It Go」で有名なイディナ・メンゼルさんです。
この作品は、8割が子供では?という程に子供客が多いです。
華やかな衣装と、壮大なファンタジーセットと物語、人気があるのも頷けます。
映画化はまだされておらず、何度かのアナウンスが延期になり、最終的に2019年公開予定となった告知も白紙になってしまいました。
将来的に公開されることを待ちたいですね!
Frozen(アナと雪の女王)
2018年からブロードウェイで公演が始まった「Frozen」は、皆さんご存知、2013年公開の大ヒット映画「アナと雪の女王」のミュージカル版です。
一度は舞台で観てみたい作品です。
ディズニー作品は話しの筋がしっかりしており、音楽も素晴らしいので、大人でも楽しめる作品も多いですよね。
「Frozen」は、3月6日よりウエストエンドでもチケットが発売され、2020年10月から公演の「予定」です。
再び観劇を楽しめる日を待ちたいと思います。
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