世界の華麗なる舞曲 タンゴ編
踊りにかかせないのはやはり音楽です。
ダンスミュージックといっても優雅なパーティーで流れるような楽曲やクラブなどで流れる電子音楽など多岐にわたります。
今回取り上げる内容は以前紹介した「アストル・ピアソラ」が手掛けたジャンルの音楽として有名な「タンゴ」を紹介していきます。
タンゴとは
発祥の経緯はわかっていないのですが、スペインなどがあるイベリア半島で盛んに踊られていたダンスのパターンがルーツなのではと言われています。
スペインの植民地政策の一環でこのダンスパターンがアルゼンチンに伝わり、首都ブエノスアイレスにてすでに根付いていた「ハバネラ」などの音楽と融合しアルゼンチンタンゴが生まれます。
その後、アルゼンチンタンゴはヨーロッパに伝わり、フランスなど一部の国では禁止令が出されるほど大流行します。
コンチネンタルタンゴと呼ばれるジャンルもヨーロッパの楽団がタンゴを演奏するようになったことをきっかけに勃興し、ダンスパーティーなどで演奏されるようになりました。
ギター、フルート、バイオリンのアンサンブルが初期の楽器編成だったのですが、時を経てバンドネオン、ピアノ、コントラバスなども加わるようになります。
タンゴのオススメ楽曲
La Cumparsita ラ・クンパルシータ
ウルグアイの「ヘラルド・エルナン・マトス・ロドリゲス」が作曲した楽曲でタンゴというジャンルを代表する楽曲となっています。
作曲はウルグアイですが、アルゼンチンタンゴの代表曲でもあり、普及に努めたのはアルゼンチンということもあり、双方が自国の曲であるという主張している経緯もあります。
Libertango
以前紹介した「アストル・ピアソラ」の代表楽曲でさまざまなアレンジで演奏されている楽曲です。
動画では見事なヴァイオリンソロですが、チェロによるものやサックスの4重奏などでも演奏されることがある曲です。
情熱的な楽曲なので非常に感情をこめて演奏することができる曲なので奏者としてとても楽しい楽曲です。
まとめ
あまり馴染みのないジャンルの音楽ですが、一度触れてみるとその魅力に取りつかれること間違いなしです。
ぜひ、ダンスとコラボレーションしている動画などをこれを機会に観ていただければ幸いです。
Coolish Musicでは「楽器を始めてみたい」「ブランクがあるけどまた楽器を始めたい」という方向けにプロの演奏者による「マンツーマンのオンラインレッスン」をご用意しています。
「入会金0円」ですぐに始めることができ「何度でも質問できる」「周りの目を気にせずレッスンに集中」できる環境を整えております。
ご興味を持たれた方はぜひ気軽にお問い合わせいただければ幸いです。