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音楽コラム

スタンダードナンバーを数多く生み出した偉大な作曲家、コール・ポーター

スタンダードナンバーを数多く生み出した偉大な作曲家、コール・ポーター

 

ジャズとして有名な曲に、ミュージカルの舞台のために書き下ろされたスタンダードナンバーが多くある事は有名ですよね。

 

オリジナルにはVerse(ヴァース)と呼ばれる、コーラス本編に入る前置き歌唱部分がありますが、現代では省かれて本編の演奏に入ることがほとんどです。

 

ミュージカルや映画のために書かれたと考えると、ヴァース部分でその役の情景や心情をゆっくり表していき、本編で盛り上げるために必要だった背景が見えてきます。

 

以前の記事で、本場ミュージカルについてご紹介しましたが、今回は、ブロードウェイミュージカルの作曲家として成功を収め、ジャズ界にも多くの名曲を残した偉大な作曲家をご紹介します。

 

 

楽譜

Cole Porter(コールポーター)

 

米インディアナ州に生まれたポーターは、比較的裕福な家で育ち、弁護士の道へ進ませたかった祖父の反対を押し切り、音楽の道に進みました。

 

幼い頃から音楽の英才的トレーニングを受けていた彼は、なんと10歳にしてオペレッタを書いたそうです。

 

実は、父親もピアニスト兼歌手だったそうですよ。

 

米イェール大学へ進学したポーターは、成績が良かっただけでなく、音楽で周りを楽しませることにも長けており、在学中になんと300もの曲を書いたそうです。

 

卒業後、ハーバード大学に進みましたが、弁護士にすぐになるつもりはないと感じて音楽専科に移ります。

 

両大学時代に培っていた自身の音楽が、すでにブロードウェイやハリウッドでのキャリアに役立つものであったそうです。

 

キャリアスタートは、1915年、ブロードウェイ演目「Hands Up」で披露された、「Esmeralda」がコールの最初のパブリック曲だと言われています。

 

着実にキャリアを積み重ね、’20年代には多くの成功を収めるようになり、’30年代に入るとブロードウェイになくてはならないソングライターの1人となります。

 

 

ジャズ名曲の数々

 

彼の書いたミュージカルや映画の楽曲で、現代でもジャズスタンダードとして有名な曲をあげればキリがありませんよね。

 

  • Love for Sale
  • Night and Day
  • I’ve Got You Under My Skin
  • You’d Be So Nice to Come Home To
  • All of You 等。

 

 

ブロードウェイの成功の後、パリ、そしてロンドンのウエストエンドにも進出。

その名声を聞きつけ、ハリウッドからもオファーが来ることになり、映画へ向けての曲も書くことになります。

 

’48年映画「踊る海賊」では、現在2020年3月公開の「ジュディ 虹の彼方に」で再び話題の歴史的大女優ジュディーガーランドが、ポーターの曲を歌唱しています。

 

同年ミュージカル「Kiss Me Kate」でトニー賞を受賞。

 

So In Loveは有名ですよね!

アップテンポなものを。

 

50年代に入り、以前ほど多くのヒットはないものの、精力的にミュージカルや映画の楽曲に取り組みます。

 

’56年の映画「High Society(邦題:上流社会)」に書かれたTrue Loveは、ポーターの最後の大ヒット曲と言われています。

 

しかし、’58年に右足を負傷。34回の手術後、切断と義足を余儀なくされます。

 

その後は新しい曲を書くこともなく、身近な友人達だけで親しい付き合いを続けながら、’64年10月にその生涯を閉じるまで晩年は穏やかに過ごしていたと言われています。

 

 

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