『海外の音楽風景』ジャムセッションおすすめ曲~作曲家編①~

『海外の音楽風景』ジャムセッションおすすめ曲~作曲家編①~

 

以前の記事で、イギリス・ロンドンのジャムセッション風景や、おすすめセッション曲をご紹介しました。

 

今回は、セッションにおすすめの曲を、作曲家から選んでみたいと思います。

 

 

ギター

Antônio Carlos Jobim

 

ブラジル音楽を代表する、偉大な作曲家アントニオ・カルロス・ジョビン。

トム・ジョビンという名でも知られています。

好きな作曲家として名前にあげる方も多いと思います。

 

Meditação

ボサノヴァのジャンルを作り上げた音楽家のひとりだけあり、ボサでまず頭に浮かぶのは、ジョビンの名曲の数々。

 

セッション曲に迷った時にも、選びたいのがジョビンの曲です。

 

 

ボサノヴァの父

 

ブラジルの作曲家、ピアニスト、アレンジャー、そして歌手のジョビン。

 

1940年代からリオデジャネイロのバーなどでピアノを弾き始め、50年代はアレンジャーとしてもキャリアを重ねていました。

 

ジョビン作品の最初の録音は、1953年に歌手Mauricy Mouraによって歌われた「Incerteza」と言われています。

 

ブラジル歌手・ギタリストのJoão Gilbertoは、ジョビンの代表曲としても有名な「Desafinado」と「Chega de Saudade(No More Blues)」を1958年に録音します。

 

Desafinado

Chega de Saudade

 

同曲(No More Blues)の歌詞も好きなので、カーメンマクレエの英語版を。

The Dizzy Gillespie QuintetのホーンVerもかっこいいです!

 

60年代初頭、ブラジルでは既にボサノヴァのムーブメントが始まっており、ジョビンの美しいメロディーは注目を集めていました。

 

その後、アメリカのアーティスト達と共にジャズと融合させた新しいサウンドを生み出します。

それが、ブラジル音楽が「ボサノヴァ」として国際化された始まりです。

 

ジョビンは「ボサノヴァの父」として知られるようになりました。

 

’65年に発表した彼のアルバム「Getz/Gilberto」は、ジャズアルバムとして初めてグラミーを受賞しました。

 

同アルバムからのシングル曲「イパネマの娘」は、現在まで、ジャンルを超えて最も多く録音されているジョビンの曲と言われています。

 

セッション初心者にもおすすめ

 

 

ボサノヴァはジャズのライブやセッションでも演奏されます。

そして、ジョビンの曲は初心者にもおすすめ。

 

通常、スタンダード曲をセッションに持ち込んだ場合、当然リズムやテンポの指揮が必要になります。

 

スタンダードは無限にアレンジできますので、スウィングか、ラテンか、ファンクで行くか・・まだ感覚がうまく掴めていない初心者にとっては、少し迷ってしまうところ。

 

セッション相手が希望するリズムを把握してくれているか、演奏するまでわかりませんので、的確な指示が必要です。

 

しかし、ボサノヴァの場合、必然的にボサのリズムになります。(笑)

もちろん、アレンジで変えても構いませんが・・・

 

キーとテンポさえ伝えておけば、全体のリズム構成は任せてもOK!

 

また、ジョビンの曲は提示するだけでボサだと誰でもわかります。当然ですが。(笑)

 

上記曲以外でも、パッと思いつくだけで・・・・

 

「One Note Samba」ナラ・レオンより。

エラ・フィッツェジェラルド

 

「Agua de Beber (おいしい水)」ソフィーミルマンより。

 

「Dindi」アストラッド・ジルベルト

 

「Wave」ジョーパス

 

ジョビンの曲だけでも、使えるレパートリーがかなり増えそうです。

 

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