大人になってから始める楽器 ベース編
低音域を主に担当し、バンドのサウンドを支える役割を担う「ベース」
一見目立たない楽器に見えますが、そんなことはありません。大事な役割を担いますし、ソロで魅せることもできます。
今回も「どの楽器を始めるか迷っている」方向けにベースの紹介と魅力について紹介していきます。
ベースの紹介
良いところ
- どの演奏形態でも必要なパートのため、バンドを探しやすい
- エレキベース、ウッドベースと持ち替えで音の違いを楽しむことができる
懸念点
- 低音は特に響くため、練習時に騒音問題に配慮する必要がある
- ベースの弦は太いため、慣れるまで指の皮が剥けるということがある
ロック、ポップス、ジャズなどなどジャンル問わず必ず編成に入っているベース、ジャズではソロを演奏することもあります。
演奏方法も特徴があり「スラップ奏法」ではベース本体を手でたたきパーカッションのような効果を出す奏法などがジャズなどではよく使われます。
ベースがカッコいい曲
ベースのメロディが特徴的な曲としてQueen「Another one bites the dust」を紹介します。
映画「ボヘミアンラプソディー」が流行した経緯もあり、Queenというバンドは日本人にとって馴染みのあるバンドではないでしょうか。
次に紹介する楽曲はベースがメインとなっている編成が特徴のMarcus Miller「Power」です。
ここまでフィーチャリングされている編成は珍しいので気になった方はぜひほかの楽曲も聞いてみてください。
ちなみに初心者の方が1カ月ほど練習した場合の様子がこちらの動画になります。
ベースの種類
エレキベース
ロックやファンクなどのジャンルで主に使用されるのがエレキベースになります。
エフェクターなどを用いて音に特徴を出したりできます。
ウッドベース
主にジャズなどで使用されます。オーケストラや吹奏楽などでは弓を用いて演奏することが多いのですが、ジャズでは弓を使わずピッチカートという奏法で演奏されます。
テンポの速い曲ではあまり使われないのですが、プロのジャズベース奏者はものともせず早いパッセージを演奏しています。
まとめ
いかがでしょうか? どのようなジャンルが好きかでエレキベースかコントラバスを選ぶことになるかと思います。
ただ、可能であればコントラバスから始めた方がエレキベースへ移行する際すんなり適応することができます。
YAMAHAの「音レント」というサービスではサイレントベースという室内の練習とライブでの演奏に向いた楽器をレンタルすることができます。
コントラバスを購入するのはかなりハードルが高いので興味を持たれた方はレンタル楽器で試してみるのもオススメです。