前回の続き

実はこの時2016年の5月から私はサクソフォンを始めていました。
練習してる時など、夢中で2時間付きっぱなしということもよくある事でした。
これが自分の感じではマラソンと共通する肺を作っていたことを後々実感することになる。

そして、2017年の東京マラソン出場を経て翌年もダメ元で応募した。
しかし、やはり当たらなかったが、その頃はサクソフォンが楽しくて走る時間があったらサクソフォンを吹いていたでのす。

徐々に私の生活はサクソフォン中心になっていき、マラソンのことはあまり気にならなくなっていた。
それでも時々走ったりするのですが筋力は少し落ちてしまっているけれども胸は苦しくならなくなっていたのだ。

世の中に健康法というのは色々あるけれど呼吸を整えたり息を吐くことで健康を作る、結果的に体が引き締まっていくといった健康法を聞いたことを思い出した。
しかし、ただ息を吐くだけの健康法って楽しくないと興味が湧かなかった覚えがあった。

息を吐く事が健康につながるけれど、ただ吐くのではつまらないので長続きしない。
しかし、サクソフォンを2時間吹きっぱなしは、楽しくて夢中になっているのであっという間に時間がすぎるのです。特に肺活量が増えている訳ではないのですが、肺ができている感じはしていたのです。そして、自分自身の経験でマラソン練習に効果がある事が分かったのです。
これは自分の感じ方で、医学的には証明されているわけでは全くないけれども、体は健康になっていく感じが強くなってきた。

そんな中、2018年9月東京マラソン当選の知らせが届いた。
あれ、当たっちゃった。
これから練習しなきゃ。
最近全然走ってないし間に合うかな?

そんな思いから、そうだ周りの人に東京マラソン出ると言って自分を追い込んで行こうという決心をしたのだ。まだ時間があるから3ヶ月前ぐらいから走ろうかな、なんて思っていました。
でも実はそれが全くできなくて、11月に毎年走っているハーフマラソンに出た時も2週間前から練習をしていたのです。

実際、東京マラソンへの備えは、ほとんで出来なかったのです。
実際、Coolish Musicの立ち上げという大仕事も同時にやっていたので、走る時間が取れなかったという事情もあった。
各局、正月の休みに2度ほど走り、
そして東京マラソン3週間前に10 kmを2回 、2週間前に10 km 程度2回、一週間前に10キロ程度2回走った

たったこれだけだった。
体力的には相当落ちていることを覚悟した。
途中、苦しくなって足が動かなくなる事も覚悟したのです。

ただ、その時頭にサクソフォンの練習が頭に浮かび、ひょっとしたら肺が助けてくれるかもしれない。体力が落ちていても体はしっかりしている。
そして私は、息を吐き続けることの肺を作るこの健康法の効果を信じていった。

走っている時に足が痛くなったり体力の低下をするのはこの歳になったらみんなそうだろうと思った。とても都合の良いポジティブな考え方だった。
今回はいろんな人に東京マラソンを走りますと言って、応援するよという言葉をかけてもらっていたので、これが私にとっての精神力となっていた。 

そして、この頃は、この何の根拠もない 裏付けもない自信が私を包んでいたのです。

次回最終回に続きます。