☆おすすめのサウンドトラック作曲家 -松本晃彦-
サウンドトラック作曲家の代表的な曲を通して、サウンドトラックの楽しみ方を知り、音楽の感性アップにつなげようと始まったこのコーナー。
前回は、重厚感のあるクラシックサウンドで、強さや偉大さ、想いの強さを感じさせる井内啓二さんをご紹介しました。
今回は世界的にも有名な作品を数多く手がけ、冒頭のインパクトで一気に世界に引き込む松本晃彦さんをご紹介します。
松本晃彦とは
松本晃彦(まつもとあきひこ)さんは、映画やドラマのサウンドトラックを数多く務める劇伴作曲家であると同時に、数々のアーティストに楽曲提供も行う有名な作曲家です。
またコンサートのステージサポートメンバーとしても数多くのコンサートに参加しています。
劇伴作家としての代表作はあの有名な「踊る大捜査線」で、サウンドトラックとしては異例の累計100万枚のセールスを達成しています。
「踊る大捜査線」によって松本さんの名前が世に広がったと言っても過言ではありません。
楽曲提供者として代表的なのは、サザンオールスターズ、鈴木雅之さん、福山雅治さんなどの楽曲提供ですね。
正統派音楽から変わり種音楽までこなしてしまう、非常に実力の高い方です。
代表作
ドラマ「踊る大捜査線」より Rhythm And Police
まずは、ドラマ「踊る大捜査線」より Rhythm And Police です。
正直、この曲は非常に異質な作りだと思います。
何故なら冒頭のリズムが非常に不安定で、一見何が始まるのかよくわからない感じがします。
でも確かに一秒を争う警察現場の緊張感は伝わってきますし、警察の多くの人が右往左往しながら警戒態勢を敷いていくイメージも想像できてしまいます。
ある意味、この曲が日本の警察ドラマのイメージを変えたと言っても過言ではないかもしれませんね。
それぐらい、この曲の異質さが根底からイメージを作れるインパクトにつながる曲だと思います。
映画「サマーウォーズ」より The Summer Wars
次は映画「サマーウォーズ」より The Summer Warsです。
細谷守さんの「サマーウォーズ」も松本さんが劇伴を担当していますが、アカデミー賞などの世界の賞を数多く受賞し、世界中から注目されました。
サウンド自体は王道感がありますが、冒頭の弦楽器のサウンドが一瞬で世界に引き込んでしまう強さをもった作りで、聞いた瞬間に虜になる人も多いと思います。
特に映画を見た人なら、予期せぬクラマックス演出にグッとくること間違いなしですね。
(サマーウォーズといえばこれ!って誰しもいうぐらい印象の強い曲ですよね)
まとめ
今回は松本晃彦さんのサウンドトラックをご紹介しました。
王道から変わり種まで使い分けつつも冒頭のインパクトで一気に世界に引き込む松本さんのサウンド。
気に入った作品でぜひ聞いてみてくださいね!
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まずは基礎的な鍛錬が何よりも重要です。
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